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動物たちの愛

どんな時も動物たちは命を繋いでいくことに真剣で。
生きるために争い、協力し、ただただその命を輝かせている。
動物を作る時は、その動物の生態や歴史を丁寧に調べる様にしている。そうする事で、単なるデザインとしてではなく、尊敬と愛を持ってその動物を表現し、作品に込めることが出来るからだ。

ラクダを作る前に、生態を色々と調べた。
乾燥地帯で生きていくために、そこまで色んなことに適応するかと。
長い長い歴史の中で、生き抜いていくことは本当に大変だと思い知らされる。進化と簡単には表現できない。なんというか凄まじい適応。

作品を作るときに、一つの指標になるのが馬。
筋肉の盛り上がり、四肢の繊細さ、全体のバランス、躍動感。
色んな要素が入るので、自分の技術がどんな感じか、一番顕著に現れやすいのです。

狼を作るタイミングはいつも自分にとって大事なとき。
私の場合「売れるから」とか「人気があって在庫がないから」という理由で作品を作らない。その時作りたい!と思ったモチーフを作る。
なので狼は欠品していることが多い。今回はまた凛とした白狼が出来上がった。作るたびに雰囲気が異なるのが作家としても興味深い。

ティースプーン一杯のハチミツは、蜜蜂一匹の一生かけて集める量だって言われている。せっせせっせと花に潜ってゴソゴソしている姿を見ると、とても愛おしい。大事に大事にハチミツをいただこうと思う。背景を優しいハチミツ色にしたくて、ベージュと薄いパープルを使用した。

猫の作品を作ったのは数年ぶりになってしまった。
一度作ると満足してしまって、しばらく作らなくなってしまう…そんな作品がいくつかある。猫もそんな作品の一つだろう。最初は背景に流れ星か輝く星を入れようと思ったんだけど、ガラス自体(背景)がとても美しく仕上がったので、あえてシンプルに余白を生かした。